その腕のなかで (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
新進の女流作家リズは、半年以上も"ネメシス"と名乗るストー
カーに付け狙われていた。家族に被害が及ぶことを恐れ、単身シアトルに引っ越
して孤独な戦いを続ける彼女の前に、一人のたくましい男性が現われた。遠縁に
あたる傭兵のジョシュア。事情を知り、彼はリズの専属ボディーガードを買っ
て出た。しかし二人は共に若く、共に離婚歴をもち、愛に飢えて生きてきた者同
士。危険な状況のなかでいつしか燃え盛るように激しく、お互いを求め合うよう
になってゆく......。
内容(「BOOK」データベースより)
新進の女流作家リズは、半年以上も“ネメシス”と名乗るストーカーに付け狙われていた。家族に被害が及ぶことを恐れ、単身シアトルに引っ越して孤独な戦いを続ける彼女の前に、一人のたくましい男性が現われた。遠縁にあたる傭兵のジョシュア。事情を知り、彼はリズの専属ボディーガードを買って出た。しかし二人は共に若く、共に離婚歴をもち、愛に飢えて生きてきた者同士。危険な状況のなかでいつしか燃え盛るように激しく、お互いを求め合うようになってゆく…。
チーズはどこへ消えた? (単行本(ソフトカバー))
Amazon.co.jp
変化は吉にも凶にもなり得る。それはあなたの考え方次第である。本書は、「チーズ」の本質とそれが人生で果たす役割を理解すれば、誰しも変化をありがたく思うようになるだろう、と呼びかける。 これは世界を迷路になぞらえた寓話である。そこには4つの生き物が暮らしている。スニフとスカーリはネズミ。分析力も判断力もない彼らは、ただやみくもにチーズを求め、手に入れるためならどんなことでもしようとする。ヘムとホーは「小人」で、ネズミサイズの人間だ。彼らのチーズに対するかかわり方は、ネズミたちとはまったく違う。2人にとってチーズは単なる食べものではなく、自己イメージなのだ。彼らの生活や信仰のシステムは、見つけたチーズを中心に形成されていく。 読み進めるうちに、この物語の中のチーズとは、我々の生活手段、たとえば仕事や職歴、仕事で携わっている産業に関係があると、ほとんどの読者が気づくはずだ。そればかりでなく、チーズは健康から人間関係にいたるまであらゆるものの象徴と受け取れるのである。この物語の要点はすなわち、「我々はいつもチーズの変化に敏感でなければならず、チーズがなくなったときに新しいチーズを求めてすぐさま行動を起こせる姿勢でなければならない」ということなのである。 ドクター・ジョンソンは多数の著書を持ち、『The One Minute Manager』の共著者でもある。この寓話は、変化を恐れたり反発したりする人々がいそうな場所、たとえば企業、教会団体、学校、軍隊組織などに向けて発信されている。分析好きで懐疑的な読者のなかには物語が単純すぎるとする向きもあるだろうが、本書の素晴らしさは、94ページ足らずで万物の変遷の歴史をまとめ上げてしまった点である。物事は変化する。これまでもそうだったし、これからもずっとそうだ。そして変化への対応方法が人それぞれ異なる限り、変化に気づかないふりをしている者はいつも同じ目をみることになる。…チーズがなくなる、という憂き目を。
--このテキストは、
ハードカバー
版に関連付けられています。
出版社/著者からの内容紹介
この小さな本が世界のビジネスマンを変えてゆく!
迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人。彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見する。チーズは、ただの食べ物ではなく、人生において私たちが追い求めるもののシンボルである。
ところがある日、そのチーズが消えた!ネズミたちは、本能のままにすぐさま新しいチーズを探しに飛び出していく。ところが小人たちは、チーズが戻って来るかも知れないと無駄な期待をかけ、現状分析にうつつを抜かすばかり。しかし、やがて一人が新しいチーズを探しに旅立つ決心を…。
IBM、アップル・コンピュータ、メルセデス・ベンツ等、トップ企業が次々と社員教育に採用。単純なストーリーに託して、状況の変化にいかに対応すべきかを説き、各国でベストセラーとなった注目の書。880円でアナタの人生は確実に変わる!
フラニーとゾーイー (文庫)
Amazon.co.jp
『Franny and Zooey』(邦題『フラニーとゾーイー』)は、それぞれ別に発表された「Franny」(1955年)と「Zooey」(1957年)を1つにまとめた作品である。名門女子大で演劇や詩を学ぶグラース家の末娘フラニーは、過剰な自意識にさいなまれ、エゴの蔓延する世の中に吐き気をもよおし、デートの最中に失神する。心身のバランスをくずした彼女は、「ひたすら祈れば悟りが開ける」と説く「巡礼の道」という本に救いを見出そうと、自宅のソファーの上で子どものように丸くなって祈りの生活に入る。当然、家族にしてみれば、睡眠も食事もろくにとらない彼女が心配でたまらない。兄ゾーイーの懸命の説得もむなしく、フラニーの心はかたく閉ざされたまま。あげくの果てには、亡くなった長兄シーモアと話がしたいと言いだす始末。 そんな妹のために、兄の啓示を受けるべく、ゾーイーは久しぶりに兄の部屋に足を運ぶ。戻ってきた彼は理路整然とフラニーの過ちを指摘していく。「目の前で行われている宗教的な行為(母親はなんとかチキンスープを食べさせようとしている)に気づきもしない人間が、信仰の旅に出て何の意味があるのか」など、ゾーイーの口を借りて伝えられるシーモアの言葉にフラニーは…。 服装や言動の緻密な描写が暗示する登場人物たちの内面、すれ違っていく男女の心、フラニーが神経衰弱に陥っていくまでの心の動き、妹を救うためのゾーイーの奮闘、そして、死してなお絶大な影響力を持つシーモアの思想など、読みどころの多い作品。(小川朋子)
--このテキストは、
マスマーケット
版に関連付けられています。
Book Description
The author writes: Franny came out in The New Yorker
エルマーのぼうけん (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
動物島に捕えられているりゅうの子を助けるため、エルマーは冒険の旅にでかけます……。広がる空想、ユーモア、リアリティー。幼年童話の最高峰の一つとして読みつがれています。読んであげるなら:5・6才から
自分で読むなら:小学低学年から
短篇集 シャーロック・ホームズのSF大冒険(上) (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
SFミステリを題材にした、世界初の書き下ろしホームズ・パロディ短篇集。現代SF界の有名作家二十六人による二十六篇の魅力的なアンソロジー。過去・現在・未来・死後の四つのパートで構成された名作。
内容(「BOOK」データベースより)
世界初の、SFミステリとファンタジーを題材にした書き下ろしホームズ・パロディ短篇集。現代SF界の有名作家二十六人が一篇ずつ書き下ろした二十六篇の魅力的なアンソロジー。過去・現在・未来・死後の四つのパートで構成され、ホラーなどの要素もあって、作家それぞれの持ち味が楽しめる多彩で盛りだくさんな胸躍る傑作集。
あの夏を忘れない (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
突然の停電で元恋人とビルに一晩閉じこめられ、誤解に満ちた過去との決着を強いられたエリザベス(『大停電に祝福を』)。自分を変えたくて、洗練された女を装って夏の発掘調査隊に参加した、本当はさえない教師のクリスティ(『恋と冒険とカウボーイ』)。故郷と恋人を捨てて世界的デザイナーになる夢を叶えたが、母親の死を受けて帰郷することになったファンシー(『欲しいのはあなただけ』)。個性豊かな3人のヒロインが恋の季節にそれぞれ見つけた永遠の愛とは…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ハワード,リンダ
1980年のデビュー以来、ロマンスを中心に執筆し、不動の人気を確立してきたスター作家。たくましいヒーロー像と情熱的なストーリーが世界中のファンを魅了しつづけている
パーマー,ダイアナ
今もっとも売れているロマンス作家の一人。総発行部数は4200万部を超え、米各紙ベストセラーリストの常連。大の親日家で、日本語と日本文化を学んでいる。ジョージア州在住
メイジャー,アン
ベテラン作家。生粋のテキサス人で、教職を経て作家となった。3カ国語に堪能なうえ、ピアノの腕もプロ級という多才な人物(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
デモナータ 3 スローター (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
悪魔に心を売ってしまった人間たちが計画する巨大な映画のロケのための街。そこには大虐殺という意味をもつ「スローター」という街だった。次々と悪魔のえじきになる俳優やスタッフたち。主人公は知恵と勇気をもって魔術で立ちむかっていく。ハラハラドキドキでスピーディなファンタジー。
内容(「MARC」データベースより)
ダービッシュおじさんがゾンビ状態をぬけだし、胸をなでおろしたグラブス。その頃、最高の映画を撮りたいがために悪魔に心を売った映画プロデューサーが作ったロケの町で、大変な事件が起きる…。シリーズ第3弾。
ドランのキャデラック (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
敵は厳重な警備下にいる。倒せるチャンスはただひとつ、自動車で移動している間だけ…。妻を殺された男が犯罪組織の大物に挑む復讐戦。完全防護のキャデラック相手に仕組んだ奇想天外な計略を描く表題作ほか、キング一流の恐怖の物語から意外な結末が待つアイデア・ストーリーまで、巨匠の多彩な才能を味わえる傑作短篇集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
キング,スティーヴン
1947年、アメリカ、メイン州に生まれる。「IT」「ミザリー」「グリーン・マイル」他、数々の名作を発表、現代最高の物語作家として世界的な声価を誇る巨匠。「ザ・スタンド」「ダーク・タワー」など、その語り部としての才能を遺憾なく発揮した大河小説でも知られるが、短篇集も定期的に発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ちびくろ・さんぼ (単行本)
内容(「MARC」データベースより)
かわいい男の子のさんぼが、ジャングルで出会った虎に命とひきかえに持ち物をとられて…。絶版になっていた岩波書店版を部分的に復刊したもの。
エンジェルズ・フライト〈上〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
LAのダウンタウンにあるケーブルカー、“エンジェルズ・フライト”の頂上駅で惨殺死体が発見された。被害者の一人は、辣腕で知られる黒人の人権派弁護士ハワード・エライアス。市警察の長年の宿敵ともいえる弁護士の死に、マスコミは警官の犯行を疑う。殺人課のボッシュは、部下を率いて事件の捜査にあたるが…。緻密なプロットと圧倒的な筆力で現代アメリカの闇を描き出す、警察小説の最高峰“ハリー・ボッシュ”シリーズ第六弾、ついに待望の文庫化。単行本『堕天使は地獄へ飛ぶ』改題。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
コナリー,マイクル
1956年生まれ。フロリダ大学卒業。ロサンジェルス・タイムズ紙で十年以上記者として活躍し、ピュリッツァー賞の最終選考まで残った経歴を持つ。1993年、処女作の『ナイトホークス』でMWA賞の新人賞を受賞。その後も、“ボッシュ”シリーズを中心に、アメリカの暗部を描く社会性と、抜群のリーダビリティを併せ持つ傑作ミステリーを精力的に発表している
古沢 嘉通
1958年生まれ。大阪外国語大学デンマーク語科卒。マイクル・コナリー邦訳作品の大半を翻訳している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)